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FT-817用 マイク をコンデンサマイクに換装する

 
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  FT-817付属マイクロフォン内部の錘22gを除去した後、更に軽量化のためにコンデンサマイクに換装しました。 マイクロフォンの重量は、錘除去とマイクユニットの交換により、108gから51gに半減しました。






FT-817付属マイクロフォンから”ダイナミックマイクユニット”を除去する


FT-817付属マイクロフォンから”錘”を除去する


エレクトレットコンデンサマイクロフォンユニットは、秋葉原の秋月電子で購入(4個100円)、重量はわずか1グラムです。
丁度良く動作電圧は4.5Vとありました。マイクロフォン分解の手順は、前のページを参照してください。

FT-817付属マイクロフォンから”ダイナミックマイクユニット”を除去する

 これに対して、オリジナルのダイナミックマイクロフォンユニットは35グラムありました。
実はマイクを落とした時に断線したのでユニット交換しようと思ったのですが、ダイナミックマイクのユニットはジャンク箱にもジャンク屋にもありませんでした。(^_-)-☆
そこでこの換装になりました。

FT-817付属マイクロフォンから”錘”を除去する

 音響的に全く配慮のない状態です。使用部品は、エレクトレットコンデンサマイクユニット、直流遮断用の電解コンデンサ、マイク電源供給用の抵抗6.8kΩです。マイクユニットは、錫メッキ線と、電解コンデンサの足で支えています。Hi 

 

  配線図はこの写真で省略! マイクユニットと電解コンデンサを直列にし、以前ダイナミックマイクがあった場所に半田付け。電解コンデンサは転がっていた10μF、極性は、マイクユニット側がプラス。そこへマイクに来ている5Vを、6.8kΩの抵抗を通じて供給しています。

 抵抗と赤いリード線の接続点は、使用していない基板の穴を利用して半固定しています。RJ45ジャックの左から3番目に5Vが来ているので、抵抗の足は、チューブで絶遠して接続しています。 写真は様子が判るよう無理に明るくしています。

コンデンサマイクのRF回り込み防止 

 このままでは、FT-817付属のラバーダックホイップを使用すると、コンデンサマイクへRF回り込みが発生します。これを防止しないと実用になりません。LCのフイルタやアルミ箔での静電シールドも検討しましたが、これが一番簡単で効果抜群でした。 ICの静電破壊防止のために使用されている「導電スポンジ」を、写真のように置いてマイクのカバーをねじ止めしただけです。”絶縁もしないで回路がショートしちゃうのでは?”
そんなの気にしない! で うまくいった!


 さて、音質音量はとうか?スポンジの追加で少しは音が変わったかな?でも現時点ではこれは気にしていません。少しゲインがあるようなので、暇を見てハードウェア側で調整したいと思います。(恐らくは口先だけになるでしょう)FT-817のメニューでもマイクゲインが調整できますので、それでもいいと思います。音質は、以前よりハイファイ(死語かな)になりました。あ、メニューでの調整は、SSB,AM,FMとモードごとに設定できますので注意してくださいね。 
 今回錘の除去とコンデンサマイクへの換装で、マイクは落としても壊れない軽さというか、「玩具のマイクか?」と思える感触に変貌! 大きさだけは変えられませんでしたが。。。(^_-)-☆

 

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