JH1IFZ 無線略歴

 

 電話級アマチュア無線技師の資格を取得したのは昭和42年の高校時代でした。 自宅は秋葉原まで歩いて15分の所にあるにもかかわず、近所のアマチュア無線局を訪ねるも、どのように資格を取得するかもなかなかわかりませんでした。

 最初は、21MHzのHB9CVを、次に21MHzフルサイズの4エレ八木を自作、その後hi-gain のTri-Banderや14AVQ を屋上(40m高)に上げました。受信機は9R59Dをベースに高周波・中間周波段を改造、国際のメカフィルを実装したものでした。送信機はFL-200B。自作のリニアアンプ(6KD6x4、4CX250Bx3 , 500Wでの試験電波の発射は昭和51年)でDXを楽しみました。

 そしてFDAM2やTR7100で仲間とQSOしながら、BBDを使った頭切れ無しのVOX回路を開発しFT-101に組み込んだトランジスタの時代を経て 74シリーズデジタルICで論理設計の楽しさを知ったのは大学時代でした。ASR-33が買えない仲間とCRTディスプレイを自作しソリッドステートRTTYでQSOを楽しみました。PKT-1でパケット通信も始めましたが、やがて興味の中心はコンピュータへ移っていきました。

 2KBASICを米国から紙テープで輸入しカセットMT(TEAC MT-2)ベースのOSを作ったのもこの頃でした。バグだらけのDeSmet Cでパソコン通信のホストプログラムを作成し電話回線を接続、教員専用のパソコン通信サイト YE-NET の運用を始めたのもその頃です。マイコンではMS-C,BASIC,MicrosoftACCESS、汎用機(FUJITU 230-25,HITAC M26D等)ではFORTRANやCOBOL、JCL をそして退職。

 今 HTML を書きながら また、少しずつ無線と工作の虫がうずきはじめました。「アマチュア無線ルーム」は研究発表と製作記事を中心に構成しています。「工作室」は日常の修理や工作の記録です。「コンピュータルーム」「ソフトウェアルーム」は低調ですが自作したものを記録として掲載。「ソミーの部屋」は、ウサギのソミー君のメモリアルです。リチウムイオン電池の記事もありますが、アマチュアですので疑いの目をもって読んでくださいね。 現在、横浜には固定局、東京には移動局を開いています。

記述年月:平成25年8月 加筆平成30年4月
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