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TRIO AT-120 バンドスイッチの修理


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 小屋裏からトリオのAT-120が出てきました。でも、

 






バンドスイッチのベーク板が割れていました。

試験運用中のベランダGPアンテナ・アーム

【 先ずは外観をご覧ください 】

試験運用中のベランダGPアンテナ・アーム

 もう何十年も前、日産ブルーバード410にトリオのTS-120を載せていた時、モービルホイップの整合にAT-120を使用していました。TS-120はダッシュボードのグローブボックスに収納し、このアンテナチューナーは後部座席の脇に設置してありました。走りながら WやVKとQSOしていた覚えがあります。きれいにするついでに中を点検したところ、なんとバンドスイッチのベーク板が割れていました。

  
カバーを開くと、いい感じ

TRIO AT-120の中

【 3.5MHz から 28MHz帯 】

TRIO AT-120の中

 大きなトロイダルコアと美しいバリコンが目を引きます。コンパクトにまとまっています。でも、、

 

3段で6接点のバンドスイッチ

2階のベランダから突き出したアンテナ・アーム

【 バンドスイッチ破損部分】

2階のベランダから突き出したアンテナ・アーム

 3段で6接点のバンドスイッチですが、一番端のベークライト製ウェハが割れています。接点を留める穴が一つだけ未使用のため、この部分が弱く経年劣化で割れたようです。このウェハーの残る5接点は全て連結されていて、BAND スイッチが THROUGH の状態でのみ、問題の空き接点部分でロード(X TUNE)のバリコンが切り離されるようになっています。反対側は無事でした。

修理方法は? 接着でしょう!

接着前に油脂を落とします

【 接着前に油脂を落とします 】

接着前に油脂を落とします

 2液性のエポキシ接着剤を使いますが、そのまえに付着した油脂をおとします。

接着剤が乾くまで

ベランダGPアンテナ・アームのヒンジ部

【 ビニル紐で引っ張っておきます 】

ベランダGPアンテナ・アームのヒンジ部

 一般的な2液性エポキシ接着剤をつかいましたので、少なくとも10分はしっかり固定しておく必要があります。写真のようにビニル紐で引っ張っておきます。これ束線用なのですが、いろいろな場面で役に立ちます。

接着した部分の拡大

ベランダGPアンテナ・アームのホルダー部

【 ついでに接点も掃除しておきました 】

ベランダGPアンテナ・アームのホルダー部

 接点は摺動部分さえ奇麗ならいいのでしょうが、せっかくなのでエレクトリッククリーナーで掃除して導通も確認し、接点がしっかりグリップされているかも目視確認しました。

最後にメータランプの点灯と動作確認

ベランダGPアンテナ・アームのヒンジ部

【 あれ?ランプが点灯しない! 】

ベランダGPアンテナ・アームのヒンジ部

 背面コネクタよりDC12Vを供給したのにランプが点灯しない!?と思ったら、この時代流行った例の「DX PULL ON」式でした。(^^)/ 無事点灯したので良いのですが、もし麦球交換となると厄介です。

メータ照明用の麦球を交換するには

ベランダGPアンテナ・アームのアンテナクランプ部

【 フロントパネルを外す必要があります 】

ベランダGPアンテナ・アームのアンテナクランプ部

 麦球はメータ上に取り付けられたプリント基板に着いているのですが、写真にある黒いネジを外してもフロントパネルに当たり取り出せないのです。フロントパネルを外すには、バリコンのノブやバンドスイッチのつまみを外さなければなりません。・・・「DX PULL ON」に気づいてよかった。途中まで外してバリコンの軸が白いのを見つけたのは収穫でした。


【Tips】

束線用のビニル紐

【 このビニルひも 便利です 】

束線用のビニル紐

 今回の修理でも活躍した束線用のビニル紐なんですが、いっぱい(150m)あって安価(オヤイデ ¥726)、束線以外にも色々使えて便利です。