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FT-991AにGPSを実装する


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 GPSユニットを制作しFT-991に装着するための情報は、何人かの方がWebにに公開されていらっしゃいますので、「電源をFT-991Aより取得」している部分をメモします。(June2017)

 






GPSユニットの電源はFT-991Aの12V出力から得ます

TUN/LINから12Vを得るDミニDINプラグ

【 FT-991AのTUN/LINコネクタの利用 】

 このジャックはアンテナチューナー、リニアアンプ接続用に用意されています。

 FT-991Aの移動運用では50Wまでなのでリニアアンプは不要ですし、この端子を利用することは少ないと思いますのでここにある12V出力を利用することにします。(ATAS-120ではこのジャックは使いません)

GPS受信ユニット内部

【 MiniDINコネクタの①が+13V OUT、③がGNDです】

 このままでは、GPSユニットの電源定格電圧を超えてしまうので、3端子レギュレータをGPSユニットに内蔵させます。

 ユニバーサル基板でGPSモジュールからの線を接続し、空きスペースに表面実装の5V三端子レギュレータを実装しました。写真のGPSモジュールは右に90度回転し、モジュール内部の赤色LEDが外から確認できるようにしました。

 

GPSユニットの配線図
FT-991AのTUN/LIN接続図

【 Googleで"FT-991 GPS"を検索

 「これだけ覚えていれば使いこなせるFT-991簡単設定」というJQ1ZEV WIRESネットワークコミュニティーズ JQ1YGI 川口WIRESハムクラブ(無断転写禁止)という立派な資料がみつかりました。

 回路図はGMS6-CR6というGPSモジュールを使用していますがGMS7でもそのまま使えます。

 同回路図では電源をUSBコネクタからとるようになっていますが、前述のとおりFT-991Aの背面にあるMiniDINコネクタから採取するようにしています。(左図はFT-991Aマニュアルより)

5V 3端子レギュレータの実装

78L05外観図

【 5V150mA TA78L05F 】

 秋月電子で入手した10個250円の品を使っています。(左図は東芝データシートより) 

78L05ピン配置

【 GPSモジュールの消費電流 】

 データシートによると、最大でも29mA程度のようなので、特に熱対策はしていません。

【Tips】