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M型コネクター

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 高周波用のコネクタには、SMA,BNC,N,Mなどいろいろありますが、アマチュア無線用に一番使われているのがM型と呼ばれている品ですが、、、
【要注意は】「ミリ中継」に「インチ変換」接続!

市販されているM型コネクタを調べる

高周波コネクタ
 

 通称 M型コネクタ のJIS規格はこちらなのですが、このJISの正規サイトは、登録しないと見ることもできないので役に立ちません。
 こちらの方が気楽に見ることが出来ます。
ねじは M16P1 つまり16mmのミリネジでピッチは1mmなのです。
 じゃ、UHFコネクタはどうなの? Wikipedia ではこんな感じでした。
 いろいろな方が、困った経験から情報を提供してくださっています。
 JA2EIB
,JA6UFF,JF3DRI 困った原因や解決方法などは皆さんのページをご覧ください。

市販のコネクタで何が起きているか
S-3 IC-705マイク

 

 4列並んだ一番左の3個はミリネジのMコネ。2番目の4個はインチねじ品(3個は秋月電子のUHFコネクタ)そしてL型の1個もインチねじ。その右にある1個だけのL型は、「オス側はミリ・インチ共用でメス側がミリ」。最後に5個並んでいるのがアマゾン購入の中国製のM型BNC変換でM側はミリ・インチ共用でした。袋に入った状態で一番下に置いてあるのが、4月5日に秋月電子のM/UHF棚に並んでいた品です。一番左が「M型」と表示されているミリねじ品。中が「UHF」と表示されているインチネジ品。右が「M型」と表示されているミリ・インチ共用品でした。!M型のオスにはミリ・インチ共用になっている品が多いのです。

左はミリ 右はミリ・インチ共用 

IC-705用ハンドヘルドグリップ



  日本製リグのⅯ型メスは殆どミリ・インチ共用ですので問題を起こすのはモービル基台によく使われるミリねじ中継コネクタと、秋月のインチねじのUHFコネクタを繋いだ時の場合が多いようです。

 写真左はインチねじの秋月購入のUHFオス ⇔ BNC-J の変換コネクタです。写真右はAmazonで購入したミリ・インチ共用ネジのM型オス ⇔ BNC-J の変換コネクタです。コネクタ外径は、左の秋月品は18mm、アマゾン品は20mmでした。どちらも中国製だと思いますが、、、この他にも高級品には外径22mmという品もありました。

 と言うわけで、BNCコネクタのモービルホイップをモービル基台に固定する際に写真左、秋月のUHFの BNC-j ⇔ UHF-P変換コネクタを使用すると、ミリ:インチで不適合となります。この場合は、Amazonなどで売られている写真右のBNC-J ⇔ M型(ミリ・インチ共用)変換コネクタを使用しなければなりません。ただし、外径が異なる点に注意する必要があります。

ミリ・インチ共用M型コネクタ

 
 こちらの写真はBNCコネクタを使用したRHM8Bホイップを補強しM型コネクタオスに変換するアンテナグリップですが、私のShop6502で扱っている秋月UHFの外径18mmのものがモービル基台に適合しないため、外径20mmのコネクタが使用できるようにグリップ端を広げた品です。


【Tips】   

 ところで、特性インピーダンスが決まっていない Mコネ ですが、、、
 (1)実は50Ω品もある!
 (2)他のコネクタより優れた点がある?
    戦場で有刺鉄線を突っ込んでアンテナになる!