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あれから10年、すべての庭園灯はソーラーパネルから給電しています。
 以前のソーラーシステムはこちらです

 


太陽電池利用の庭園灯システム(10年後の今)

 6年前にソーラーパネル、充放電コントローラ、バッテリーシステムを一新しました。庭園灯も増設し、道路に面したフロントヤードにも3灯増設して合計7灯、21Wになっています。今年(2018)はさらに庭園灯を1灯改良増設しました。<追記>2022年1月現在、このシステムは10年経過していますが、バッテリーも含めて問題なく使用できています。

設置10年後に新設したガーデンライト
自作ガーデンライト

 レンズ付き3W温白色LEDランプを使用、この写真の位置より約8cm下げた位置に実装しました。LED光が直接目に入らないように!


 

 放熱板にマウントされた3WLEDを、直径40mmの排水用塩ビ管内納まるようにカットしたアルミ板に3mmのネジを絶縁し貫通端子として使用。秋月電子のLEDドライバを配線。このドライバ基板は入力側にダイオードブリッジが入っているので、庭園灯設置時に極性を気にしなくてすみます。


 

 外径40㎜の塩ビパイプジョイントに外径40mmのアクリルパイプを接着し塩ビパイプエンドとアクリルパイプの間には0.2mm厚のステンレス板を反射板として入れました。前回は光が広がるように円錐形に加工しましたが、その必要も無さそうなので今回は平板のまま。防水は結構難しく、いい加減な防水では温度変化や気圧変化でどうしても内部に水が浸入するようです。今回は気圧調整もかねて1mmの排水孔をあけます。

   

ソーラーパネルと点灯制御・充放電システムは、6年前に更新しました


 ソーラーパネルは安価で入手した大型の汎用品(ジャンク)を2階のベランダ外側南西向きに垂直に設置しました。発電効率なんて考えていません!取付やすい所につけました。発電量の不足する冬場を狙い西日も当たるので陽が沈むまでしっかり働いてくれます。


太陽電池・照明制御回路


 点灯制御と充放電コントローラおよびバッテリーは、2階ベランダに置いた収納庫に収めました。充放電コントローラは鉛蓄電池もリチウムイオンも使え細かな設定も可能な既製品を採用しました。(1)12Vを日没後庭園灯に給電 (2)12Vを常時無線機に給電 (3)AC電源断の時に居室の非常照明を点灯 (4)非常用に100Vインバータを装備 (5)RFノイズ対策 などを行っています。

 

 バッテリーはUPSと兼用できるものを選択し、完全に動作しているのですが、これは最善の選択肢ではなかったかも。まあ、6年経過して数日間雨天で日照がほとんどなくても問題なく動作しています。
 バッテリーはUPS用の6Ah品を10台並列接続したユニットを2セット使用しています。交換するときは大深度放電可能で大容量の品を採用したいと考えています。<追記>2022年1月現在、このバッテリーは10年経過していますが、全くメンテナンスなしで問題なく使用できています。

庭の角に設置しました


最新の自作ガーデンライト

 照明が無かった庭の角に設置しました。配線はキャブタイヤです。写真にマウスカーソルをあてると夜景が表示されます。予定通り地面にも光がおちています。以前の作品はLEDの色温度が高いのと光が地面に落ちていなかったので作り直しました。塗装すると見栄えもするのでしょうが、素材は耐候性もあるのでこのままでいいかと。

【Tips】以前の作品は色温度6000K

以前の作品


 これは以前の作品です。LEDの色温度が高く明るいけれど温かみがありません。反射板の設計も悪く、明かりが下へおちていません。