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SX-600の照明コードレス化


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 DIAMONDのSWRメータ SX-600 に充電式バッテリーを内蔵させ、メータ内の白熱球はLEDに交換しました。これにより(1)SENSOR LEDの点灯 (2)メータ照明が点灯し、(3)バッテリーは外部12V電源接続時に充電(Jan.2017)

 






DAIMONDのSWRメータ SX-600 にバッテリーを内蔵させメータ照明もLED化する

照明用バッテリー内蔵SX-600写真クリックで拡大

【 完成したLEDメータ照明&バッテリー内蔵SX-600 】

 メータ照明には色温度3500Kの電球色LEDを用いてオリジナルのSX-600の色合に近づけました。(気持ちの悪くなるような紫色混じりの6000Kは使いたくない!) 実は"SENSOR1"と"SENSOR2"の赤色LED表示は、ある意味必須と考えるので、このバッテリー内蔵化に取り組みました。

LED換装前のメータと比較写真クリックで拡大

【 メータ白熱球をLEDに交換 】

 左は、オリジナルの白熱電球、右は外径5mmのLEDに交換した後のメータです。

SX600に内蔵したリチウムイオンバッテリーユニット

【 リチウムイオンバッテリーユニット 】

 内蔵させたリチウムイオンバッテリーユニットは、18650タイプLi-ionバッテリーを使用する携帯電話充電用のパワーバンクです。従って充電用の入力端子はマイクロUSBで、出力は標準のUSB-Aタイプになります。この手のケーブルは捨てるほどあるので切断して利用しました。収納スペースは十分あるので緩衝材にくるんで特に固定しないでケースに収めました。

 

SX-600に供給される外部電源DC13.8Vからパワーバンクを充電する5Vをつくる
SX-600内に取り付けた5V出力DCコン

【 3端子スイッチング電源 OKI-78SR(MURATA製)で5Vをつくる

 写真中央の3端子スイッチング電源 OKI-78SR の裏側には、SX-600の外部電源ジャックがあります。そこから出ている赤と黒の電源ラインの半田を外し、OKI-78SR を装着し出力に、マイクロUSBプラグへつながるケーブルを接続します。さきほど外した赤と黒の電源ラインには、標準のUSBタイプAのケーブルを繋ぎます。これで13.8V電源ラインとSX-600の間に、パワーバンクが挿入されるようになります。

メータ内の白熱球をLEDに交換する

SX-600のメータ取り付け部

【 メータをフロントパネルから外す 】

 フロントパネルは分解する必要はありません。メータはフロントパネルに"つめ"3か所で留まっています。接着剤がついていますが簡単に外すことができます。
 また、メータの透明カバーは、テープで3か所(左右と上)留めてあるだけなのでこれまた簡単に外せます。(一番の注意点は、メータ針を含めて傷つけないことです)    
SX-600のメータ照明用電球

【 メータから白熱電球を取り外す 】

 写真は取り外した直管型の白熱電球です。リード線がメータ内の板にしっかりからげてあります。私は、電球を温存するために丁寧に半田をとりましたが、メータ側のプラスチックを熱で溶かしてしまう恐れがありますので、リード線をニッパで切断したほうがいいかもしれません。     
SX-600メータ内LED用配線

【 メータの端子盤に、スズめっき線を半田付けしてLEDを取り付ける 】

 LEDまでのリード線を、メータ内の端子に半田付けします。これに左右2個ずつ計4個の外径5mmの温白色LEDを取り付けました。黒いチューブは絶縁のために挿入してあります。 はんだ付けの際には、放熱クリップを使い、プラスチックにダメージを与えないようにします。  
LEDに換装したSX-600メータ

【 温白色LED4灯に交換したメータ外観 】

 光がメータ全面にむらなく当たるように、LEDを配置しました。    

【Tips】

 ここで使用した18650パワーバンクについては、クーリングファンのページをご覧ください。。