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FT-818ND用 UPS 無停電電源装置


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FT-818ND用 UPS 無停電電源装置 非常時はFT-857M 50W運用も可能
(2018/11/10掲載)

 






FT-818ND用 UPS 無停電電源装置に求めるもの

(1)FT-817/818ND、5Wデジタル簡易無線機で常時・非常時を問わず長時間の5W運用が可能なこと。 
(2)Li-ion専用の本格的充電機能を備えた充電ACアダプター(PSE認証済)の採用
(3)充電ACアダプタが本機に接続され電力を供給している場合、本機は通常のDC電源として動作する。
(4)非常時には 内蔵リチウムイオン電池よりFT-817/818NDを連続10時間以上運用可能な電力を供給する。
(5)非常時には アンダーソンコネクタよりFT-857DM 20W運用やインバータ接続によるAC100Vが供給可能。
(6)複数台並列運用によりバッテリー容量の確保と、不測の故障にも耐える冗長性。

その前に、無線機通信機用電源装置について
究極の 50W移動運用Li-ion電源

 日本ではAC電源装置にPSEマークの表示が必要ですが、アルインコの「電源・安定化電源器」を見るとわかるように、無線機用安定化電源装置はPSE対象外です。しかし「無線機用」とは明示してありますが、平成16年9月17日の「電気用品安全法の解釈」文書では、「① 固定型無線通信機専用であり、かつ無線通信機以外の電源の用に供すること のできない接続器(コネクター)を介して電源を供給するもの ② 携帯型無線通信機の形態に合わせた筐体により、機構的に結合された状態で 電源を供給するもの がある。 なお、②は制御端子を有しており、無線通信機側で制御端子の抵抗値を制御する ことによって出力制御を行う。 」とあるので、私としてはこれはアウトに近いグレーゾーンかなと考えています。

UPS 無停電電源装置はPSEマークの表示対象外

内部写真  「電気用品安全法モバイルバッテリーに関するFAQ」にあるように、UPSは、一般に商用交流電源に接続され、瞬時電圧低下や停電によるサーバー などへのダメージを防ぐために設置される装置であり、その用途として単純な電源供 給以外の機能が重要であることから、モバイルバッテリーとして扱わず、「PSE非対象」です。
 
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【Tips】
UPS無停電電源装置連続運用試験  UPS無停電電源装置では、通常の運用時はAC電源からの電源供給が行われ、停電時はリチウムイオン蓄電池より電源が供給されます。ここで求められるものは、長期間にわたる電源の安定供給と安全性です。現在、リチウムイオン電池専用充電器とUPS無停電電源装置の連続長時間稼働の実験を継続しています。2018年12月17日現在、34日経過
 
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