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ボール盤でタップを立て戻すのが面倒なのでモータを逆回転させました。

 


ボール盤のモーター逆方向回転


ボール盤のモータ逆転の問題点

 ボール盤はドリルに合わせて回転方向が定まっていて逆転できるようには設計されていません。ドリルチャックも逆転できるようには作られていませんし、正転→停止→逆転のスイッチ切り替えもできません。回転開始時のトルクも十分とは言えません。タップでネジを切りたいならばタッピングマシンを使うべきです。

とは言っても、3mmのタップだぜ


 タップをたてるときに垂直が出ていないと、、、みっともないネジになります。そう、タップの出口側からネジを眺めると、半分はネジあり、反対側の半分はねじなし状態になるのです。そこで垂直がしっかり出せるボール盤で、ネジを切る時だけモータを使い、タップを戻す時はベルトを手で回していました。
ある日、モータをボール盤から取り外しました。


 モータ端子盤の結線を調べると、主巻線から出ている2本のほかに遠心スイッチが直列接続された起動用巻き線が2本でている、いわゆる分相始動型のモータが使われていました。 モータの始動直後と、停止直前に遠心スイッチの音が「カチャ」と聞こえるタイプです。モータ内側で端子台に接続されているのが主巻線、切り替えできるようにリードがモータの外で端子台に接続されているのが始動用巻線です。(写真)

始動巻線と主巻線線をスイッチに接続します


 始動用巻線の極性を入れ替えればモータは逆転します。そこで始動巻線と主巻線からの線を、4芯のキャブタイヤケーブルで引き出して、スイッチパネルまでもってきます。


 スイッチパネルにある2回路2接点のスイッチ(パネル左側)で、正転と反転の切り替えをしています。起動停止は別のスイッチ(パネル右側)で行います。この辺も自動化できないことはないのですが、ブレーキは必要になるし、なにおり面倒なので手動切り替えでやっています。回路図は上のほうにあります。

その後の利用状況


 2.5mmのドリルでした穴をあけた後、M3のタップを立てるのに多用しています。タップハンドルを使用していた時に比べると
(1)垂直が出てます
(2)10倍以上、作業がはやくなりました

ポイントタップ

注意点は、ハンドタップ用の3本組のタップではなく、タッピングマシンで使えるタップを使用する事です。私はステンレス用のポイントタップという1本だけで作業できるものを使用しています。

ちょっと見づらいのですが、先タップ部分と上げタップ部分の間隔が近く、キリコの逃げも良くなっています。


 

 微妙な作業は、手で回すために、必要な時だけ臨時のハンドルを取り付けています。

 手で回しても戻しはモータなので、何倍も速く正確に作業できます。

【Tips】

 U字型のリン青銅版が遠心スイッチです。これ以上掃除しても無駄なので、ここでおしまい!